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米国議会の上級スタッフが広島放影研へ

放影研の来訪者展示パネルを見る米国議会日本研究グループのスタッフら

 米国議会日本研究グループの上級スタッフと笹川平和財団のメンバーら11人が、2015年5月25日(月)、放影研広島研究所に来訪した。一行は大久保利晃理事長の出迎えを受けた後、Eric J. Grant疫学部副部長から寿命調査(LSS)集団とその調査結果を含む研究概要について、続いて大石和佳臨床研究部長から、成人健康調査(AHS)の意義や、長年にわたる調査によって明らかになったことについて説明を受けた。
 次いで、児玉喜明生物試料センター長が、超低温冷凍庫室と液体窒素タンク室へ案内し、90万点超の生物試料の保存状況を概説するとともに、年内稼働予定のロボット式フリーザーの設置について説明した。最後に、放影研を訪問した著名人らの写真を展示したパネルへ案内して施設見学を終えた。
 一行は意欲的なスケジュールで、5月24日(日)に広島へ到着後、広島平和記念資料館を訪れ、翌25日の朝は放影研を訪問する前に湯ア英彦広島県知事を表敬訪問した。放影研訪問後は、東広島市にある穀物選別機などの製造を行う多国籍企業「株式会社サタケ」を見学し、その日のうちに飛行機で東京へ向かうという日程をこなした。一行によると、福島を訪れて、東日本大震災の被災地や、今なお続く福島第一原子力発電所からの放射能漏れによる被害地域の情報収集を行う予定で、放影研が福島に対して行っている活動の中で特に、原発事故発生直後の9カ月間、緊急作業に従事した作業員2万人を対象とする健康調査に高い関心を示した。
 米国議会日本研究グループのウェブサイト (http://usafmc.org/international-programs/congressional-study-groups/congressional-study-group-on-japan/「英語のみ」)によれば、同グループは米国議会と日本の国会との交流活動を推進する独立した超党派の団体で、1993年の発足以来、日米関係における重要事項の協議の場を提供している。笹川平和財団は、自然が及ぼす脅威や社会的危機だけでなく、社会が直面する様々な問題に対して、諸外国とのあらゆるレベルでの連携強化に取り組む日本の民間財団である。詳しくは、財団のウェブサイトを参照いただきたい(https://www.spf.org/)