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Q&A よくある質問

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放影研が調査している集団には、どのくらい被爆者がいますか?
またどうやって調査の対象に選ばれましたか?
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死亡やがんの発生を長期にわたって追跡調査するための調査集団を設定することを目的として、1950年10月の国勢調査時に広島市または長崎市に住んでいた約20万人の被爆者の中から、約9万4千人が選ばれました。このうち約5万4千人が 爆心地 から2.5 km以内で 有意な放射線量 Q11) に被曝しています。残りの4万人は2.5 kmよりも遠方での被爆のため、被曝線量は極めて低いと考えられています。

1950年の国勢調査で「被爆した」と答えた人は約28万人に上っています。これらの人の中で、近距離被爆者 (爆心地から約2.5 km以内で被爆)についてはおよそ50%、遠距離被爆者 (爆心地から2.5 km以遠で被爆)についてはおよそ25%が調査対象になっていると考えられています。しかし、国勢調査は被爆地点を記入するようにはなっていなかったので、正確なことは明らかではありません。

このほかに、戸籍が広島市か長崎市のどちらかにあり、1950年の国勢調査時にどちらかの市に住んでいたが原爆時には市内にいなかった2万7千人も、被爆していない比較群として調査対象になっています。以上のグループが12万人から成る 寿命調査 (LSS)集団 を構成しています。

  この「寿命調査集団」のほかに、「成人健康調査(AHS)集団」、「胎内被爆者集団」、「被爆者の子供(F1の集団」があります。AHS集団は1958年以来2年ごとに放影研が実施している健康診断の参加者で、寿命調査集団の中から選ばれた約2万3千人から成る集団です。胎内被爆者集団は原爆投下時に母親の胎内で被爆した約3,600人から成る集団です。被爆者の子供の集団は1946年5月1日から1984年末までに広島市または長崎市で生まれた約7万7千人で、被爆した親、および被爆していない親から生まれた子供の両方が含まれています。